ホンダは続騰し8カ月ぶり高値、超急速充電EVや上方修正など刺激材料相次ぐ

企業|企業速報 証券市場新聞

本田技研工業<7267>が続騰、約8カ月半ぶりに年初来高値を更新した。2日付の日本経済新聞が2022年をメドに充電時間が現在の半分以下になる「超急速充電」の電気自動車(EV)を世界で販売すると報じたほか、1日引け後に18年3月期の連結業績予想を再上方修正するとともに、自社株買いを発表しするなど株価刺激材料が相次いだ。
既存の一般的なEVでは、急速充電器を使った場合でも8割程度の充電に30分かかるが、15分に縮め240キロメートル走れるようにするという。今3月期は売上収益を14兆5000億円から15兆500億円(前期比7.5%増)、営業利益を7250億円から7450億円(同11.4%減)に増額。全事業で売り上げが増え、円安も利益を底上げする。自社株買いは発行済み株式総数の1.3%にあたる2400万株、金額にして900億円が上限で、自己株式立会外買付と11月2日から来年1月31日まで市場買付けを行う。

 

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