「正直じいさんの大判小判」~決算プレイはここまで

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

10日午前の東京市場は大幅続落、日経平均は316円安です。前日のNY市場が法人税制改革への不透明感から大きく下げたことで、リスク回避の流れが強まりました。海外投資家による先物への売りが下げを助長しています。ただ、前場段階の東証1部の売買代金は概算で1兆9416億円と大商いが続きました。日経平均ミニ先物・オプション11月限のSQ推計値は2万2531円10銭です。
警戒された高値波乱になりました。東京市場は数十年に一度の地殻変動が起こっていることは間違いなく、大勢上昇トレンドが崩れたわけではありませんが、スピード調整が必要な局面に来ていたのでしょう。売り方の買い戻しが一巡した様子で、海外投資家の買い越しペースも鈍ってきました。ただし、ここまでの上昇ピッチが速かっただけに、下押してもスピード調整の範囲にとどまると見ています。
ピックアップ銘柄では、2Q6割営業増益で通期予想と配当を引き上げたハーモニック(6324)、2Q経常利益2.4倍で通期予想を増額した富士機械(6134)も全般地合い悪化で弱含みで、損益を確定しておきたいところです。きょう引け後に決算発表予定のモリテック(5986)、エーワン精密(6156)、ホソカワミクロン(6277)、愛眼(9854)などはしっかりで割り切り対処なら下値を狙ってもいいでしょう。
ただ、きょうは決算発表後半のピークで、これからは第3四半期以降を見据えた銘柄選別がより重要になります。決算プレイはここまでにしておきましょう。
花咲 翁

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