業績相場の色彩強まる【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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4営業日ぶりに反発も円高が重し

 15日午前の東京市場は4営業日ぶりに反発しました。日経平均は54円高です。前週末の米国株が連日で最高値を更新したことで買いが先行しましたが、110円70銭台まで進んだ円高が重しになり、伸び悩みました。前場段階の東証1部の売買代金は概算で1兆2652億円です。

リスクオンの状況に変化なし

 為替については昨年11月27日に付けた110円83銭が意識されており、これ以上に円高が進まなければ、ポジション調整の範囲ですので相場への影響はないと思います。1月の225オプションSQは波乱なく通過しましたし、海外市場や原油、商品市況も強い動きを続けており、リスクオンの状況に変化はないでしょう。

3Q決算をにらみ好業績銘柄に動き

 指数の上値の重さは否めませんが、前場の東証1部値上がり銘柄数は1223と全体の6割を占めるなど個別には買い気の強い状況で、朝高の後上げ幅と縮めていますが、安川電機(6506)が連日で最高値を更新するなど、3Q決算をにらみ、好業績銘柄に動きが出始めました。次第に業績相場の色彩が強まっていくと見ており、収益上振れが期待できる銘柄の下値狙い継続でいいでしょう。

すららネットは今12月期一段の業績拡大を期待

 ピックアップしている立花エレテック(8159)と日本動物高度医療(6039)、立川ブラインド(7989)、ゼンリン(9474)、KYCOM(9685)はいずれもその範ちゅうで、直近上場で12月本決算発表を控えるすららネット(3998)も今期一段の業績拡大が期待できる銘柄です。

花咲 翁

証券市場新聞 ~株式ニュースと相場見通し~

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