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上下動繰り返すも円安支えにプラス引け
１２日午前の東京市場は続伸、日経平均は６３円高です。米朝首脳会談への期待感から買い先行で始まり、２万３０００円台を回復した後は目先の達成感から売りに押されマイナス転換しましたが、下値では買い直されるなど、上下動を繰り返す神経質な展開でした。アジア株安はマイナス要因ながら、１１０円２０銭台まで進んだ円安が支えになり、プラスで引けています。
ＳＡＭＵＲＡＩ＆Ｊを利益確定
もっとも、米朝首脳会談のあとにはＦＯＭＣやＥＣＢ理事会などの重要イベントを控え、方向感に乏しい展開に変わりはありません。値上がり銘柄と値下がり銘柄数は拮抗し、物色は個別銘柄の局地戦といった状況で、ピックアップ銘柄のシスメックス(6869)は上昇基調を維持しています。短期値幅取り候補はＳＡＭＵＲＡＩ＆Ｊ(4764)を利益確定しましたが、ショートを含め、動きの出ている銘柄で割り切って対処していきたいと考えています。
花咲 翁
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