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アイロムＧ(2372)が反発、褐色脂肪細胞製造技術が欧州で特許査定
アイロムグループ(2372)が反発。２２日取引終了後、子会社のＩＤファーマが、多能性幹細胞から褐色脂肪細胞を製造する技術について、欧州で特許査定を受けたと発表したことが買い手掛かりになった。国立国際医療研究センターとＩＤファーマの共同研究の成果で、今回の特許査定でＩＤファーマが出願を行ったすべての主要地域で知的財産が確立。この技術により作製された褐色脂肪細胞は、肥満やメタボリックシンドロームなどを対象とした再生医療等製品として直接ヒトに移植することに加え、医薬品のスクリーニング、基礎研究などに幅広く応用できると考えられ、事業化に向け、自社研究・開発とともに、外部への導出も進めていく。
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