太陽誘電が上方修正【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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後場に入って値を消す

 6日の東京市場は反落しました。日経平均は17円安です。前週末の米国株高を受け朝方は買いが先行で始まり、好決算銘柄が買われたことで前場は100円程度高く引けていましたが、後場に入って値を消しました。、米中貿易摩擦への警戒感はくすぶるなか、円が強含み、上海株が下げ足を速めたことから買いが手控えられています。

様子見気分さらに強まる

 指数は小幅安ながら東証1部の騰落銘柄数は値上がり540に対して値下がり1486と圧倒的に値下がりが多く、新安値銘柄が続出するなど、地合いは急速に悪化したイメージです。やはり、9日(日本時間10日)に日米通商協議を控え、手を出し辛いのでしょう。週末はSQでそれ以降は夏休みモードに入るとあって、様子見気分がさらに強まりました。

ソフトバンクは49%営業増益

 自動車貿易関税への警戒感からトヨタが軟調に推移、大成建が1Q大幅減益を嫌気して急落し、建設セクターに売りが広がり、場味を悪くしています。一方、好決算期待でソフトバンクが締まりました。引け後に発表された1Qは49%営業増益で、時間外で一段高に買われており、相場の下支え役として期待されるでしょう。

JPX400定期入れ替え発表へ

 また、JPX400の定期入れ替えが発表されることから、リクルートHDや出光など候補銘柄の一方、リコーなど除外候補にも目配せしておきたいところです。

押目買いのタイミング待ち

 ピックアップ銘柄ではゼンリン(9474)、オリンパス(7733)、レンゴー(3941)は底堅く、押目買いのタイミングを待ちたいと思いますが、浜松ホトニクス(6965)は調整色を強めており、しばらく様子見とします。また、シスメックス(6869)は決算発表に伴う目先の材料出尽くし感から急落しました。ただ、内容自体は悪くありませんので、下げ止まりを待ってから今後の投資スタンスを判断したいと思います。

キャッシュポジション高める

 一方、短期値幅取り候補はUUUM(3990)などの利益を確定して、値動きが鈍ってきた銘柄の見切りと合わせて相殺しました。引け後には太陽誘電(6976)がコンセンサスを上回る好決算と2Q、通期の上方修正を発表しており、あすの動きを見ながら利食いのタイミングを判断したいと思います。ただ、相場全体は夏休みモードに入りつつありますので、一旦、キャッシュポジションを高めたい考えです。

花咲 翁

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