移動平均線収束後は大きく動く!【225先物「ハチロク」の裏話】

225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞
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市場は抵抗力がついてきている?

 先週の日経平均はSQ週であったが大きな動きはなく終値ベースでみれば約150円程度しか動いていない。
 場中の値幅は約300円程度あったものの上がれば売られ、下がれば買われる展開で方向感の無い揉み合い相場であった。米中貿易摩擦は激化してきているがそれでも悪材料がでても反応薄の状態となりこの材料に対しては市場は抵抗力がついてきているようだ。

過去2年間の収束後は?

 しかし、外国人投資家が売り越しに転じているように買いの長期投資家が不在のため上値を追う展開とはなっていない。
 チャート的には25日線(2万2494円)、75日線(2万2489円)、200日線(2万2385円)と移動平均線が収束してきている。移動平均線が収束するということは相場がレンジ相場に入っているということである。
 経験則からいうと移動平均線が収束した後は相場は大きく動いている。過去2年間で同水準に収束したのは2回。2016年10月と2017年9月。2回とも収束の後大きく上昇している。

長い間レンジ相場

 トランプ政権誕生などイベントがあったもののきっかけ次第で大きく素地が整っているということだ。空売り比率も40%台と高水準を保っており一旦上昇レンジに入れば買戻しで拍車がかかる状況でもある。
 8月のSQ値は2万2655円70銭で決まった。これでSQ値は4か月連続で2万2000円台で決まっている。しかもこの4回のSQ値の高安は約370円程度である。いかに長い間レンジ相場であるかわかるだろう。

バンドの2σを超えて動いたほうに素直に付く

 ボリンジャーバンドは△2σ(2万2811円)と▼2σ(2万2409円)の幅は約400円と縮小している。今年になって一番レンジが狭まっている。テクニカル的にも次に動きでトレンドがでてきそうである。
4度目の正直で2万3000円台を突破していくのか、それとも失速し7月13日の窓(2万2316円52銭~2万2233円52銭)を埋めに行くのか、そろそろ動きがでてきそうである。バンドの2σを超えて動いたほうに素直についていきたい。(ハチロク)




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