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先物買いきっかけに上げ幅拡大
13日午前の東京市場は反発、日経平均は182円高です。7月機械受注が前月比11.0%増と予想を上回り、米中貿易摩擦緩和への期待感から買い先行でスタート、その後、SQに絡んで先物にまとまった買いが入ったことから、裁定買いを交えて上げ幅を広げました。一時上昇幅は250円を超える場面もあり、東証1部の値上がり銘柄数は1339と全体の6割強を占めています。
ダイキンが最高値
もっとも、先物主導の上昇で、電子部品や半導体関連は軟調な展開が続いており、マザーズ指数やジャスダック平均は続落しました。後場はSQを控えた仕掛け的な動きも警戒され、物色はインデックスに絡んだ商いや個別材料株の一角にとどまりそうですが、引き続き好業績銘柄に押し目買いのタイミングを計る一方、強いトレンドの銘柄に絞り込んで下値を狙っていきたいと考えています。ピックアップ銘柄ではダイキン(6567)が切り返し最高値を更新、短期値幅取り候補はアサヒインテ(7747)などおおむね堅調に推移しています。
花咲 翁
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