NYダウの検証【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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連日の最高値更新も上髭

 NYダウが連日、史上最高値更新を続けています。10月3日には一時2万6951ドル高値までありました。今年の年間安値(4月2日の2万3344ドル)から3607ドル幅、率にすると15.4%もの上昇となっています。ただ、3日の日足は上髭の陰線形成。この日はADP全米雇用報告で、市場予想(18万5000人)を大きく上回る23万人。また、サプライマネジメント協会(ISM)が発表した9月の非製造業景況感指数が統計開始以来の最高を記録するなど、米景気の好調さを反映して上昇スタートとなりましたが、終わってみれば123ドルの上髭でした。

値幅と日柄の計算値到達

 NYダウは4月2日の2万3344ドル安値から6月11日に2万5402ドルまで上昇し、6月28日に2万3997ドルまで押し目が入りました。6月11日高値から28日安値までの下落幅(1405ドル幅)を11日高値に加算した倍返しが2万6807ドルです。昨日の終値が2万6828ドルなので、値幅論V計算値到達です。また、日柄では9月21日高値から昨日で9日、11日安値から17日と変化日に該当する他、6月28日安値(2万3997ドル)から8月15日安値(2万4965ドル)の33日に対する対等日柄も該当しました。

下値のターゲット

 昨日お伝えしました日経平均同様に、日柄変化日と値幅上限が揃ったことで、達成感の高まりを感じます。この見方が正しいとすれば、早晩NY市場は反転し調整局面入りする可能性が高く、その場合、4月安値から10月高値までの上げ幅(ザラ場含む3607ドル)に対する下値のターゲットは、38.2%押しならば2万5573ドル、50%押しならば2万5147ドル、更に61.8%押しならば2万4721ドルということも考えておかねばならないと思っております。

日々勇太朗




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