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利益確定売りに大幅反落
14日午前の東京市場は大幅反落、日経平均は377円高です。前日までの2日間で約670円上昇していた反動で、当面の利益を確定する売りが優勢になりました。安寄りの後いったん下げ渋る場面はありましたが、時間外の米株価指数先物安やアジア株の下落も重しになり、一時460円超に下げ幅を広げています。SQ推定値2万1618円88銭を下回り、売りに傾きやすい状況でした。
下値は売り込み辛い状況
利食いが入るタイミングで先物による売り仕掛けがあったことから、指数の変動幅が大きくなりました。ただ、後場からはETF買いが予想され、週明けからは海外投資家はクリスマス休暇入りとなりますので、ここからの下値は売り込み辛い状況でしょう。年末に向け仕切り直すタイミングであり、強いトレンドを見せる中小型株の緩んだところを狙っていきたいと思います。
ログリーが大幅高で最高値
短期値幅取り候補ではくふう(4399)やはてな(3930)、オプティム(3694)は利食い売りに反落ながら底堅く、追撃買いを入れたログリー(6579)が大幅高で最高値を更新しました。一方、ピックアップ銘柄のソースネクスト(4344)やハリマ化成(4410)、乃村工藝(9716)は週明け以降の動きを見極めたうえで、押し目買い、あるいは見切りの判断をする考えです。
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