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様子見も高値圏で引ける
20日の東京市場は反発しました。日経平均は42円高です。今晩のFOMCの結果待ちで、休日前とあって様子見気分の強い展開ながら、円安フォローになりました。手がかり材料に乏しいなか、午前中はフシ目の2万1500円を割り込む場面もありましたが、その後はじり高歩調できょうの高値圏で取引を終えています。
中小型株の個別物色続く
東証1部の売買代金は概算で2兆800億円と薄商いが続いていますが、下値は配当権利取りの買とショートカバーが支えました。FOMCの結果はほぼ織り込んだと見られますが、ポジティブな内容になると考えられ、米中通商交渉進展の可能性もあることから、買戻しを誘発しやすい状況なのでしょう。週末も全般底堅い展開が予想され、引き続き中小型材料株の個別物色が続きそうです。
窪田製薬は最高値奪回も
ピックアップ銘柄では配当権利取りの買いにハリマ化成(4410)が下値を切り上げ、カプコン(9697)も底堅く推移しました。短期値幅取り候補では窪田製薬(4596)を噴き値で利益を確定しましたが、後場に入って買い直され3日連続ストップ高で引けています。一気に最高値1330円奪回もあり得る動きで、週末の動きを見極めたうえで、チャンスがあれば買い直したいと思います。このほか、追撃買いを入れた理経(8226)や打診買いのEduLab(4427)も一段高志向を強めました。
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