中小型は値動きいい銘柄に資金集中【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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米株高と円安受け5日続伸

 17日の東京市場は5日続伸しました。日経平均は56円高で4日連続で年初来高値を更新しています。前日の米国株高と112円台まで進んだ円安が追い風になり、買いが優勢でした。先物に振らされ下げに転じる場面はありましたが、下値は買い直され、一時120円超に上げ幅を広げています。中国1~3月期実質GDPが良好な内容だったことも買い安心を誘いました。

整理売りよりも買戻しの勢い勝る

 後場は膠着商状となりましたが、戻り売りをこなして底堅く推移しました。東証1部の売買代金は概算で2兆3628億円とやや増えたものの、薄商いに変わりはなく、積極的な買い手は不在ですが、10連休を前にした整理売りよりも買戻しの勢いが勝ったということでしょう。ただ、中小型材料株物色については参加者が限られるなか、一部の値動きのいい銘柄に資金が集中する傾向が強まっており、割り切った対応が必要のようです。

バイオはマーク必要

 ピックアップ銘柄ではチームスピリット(4397)が一時ストップ高まで買われました。目先的にやや過熱感が出てきたことから一部利益を確定しましたが、中長期スタンスでは引き続き押し目を拾い継続です。一方、3Dマトリックス(7777)をはじめバイオは上げ一服となりましたが、いずれも大底圏にあることから、切り返すようなら追撃買いで対処したい考えです。この日はサンバイオがストップ高に買われており、バイオは引き続きマークが必要でしょう。短期値幅取り候補は好決算発表のRPAHD(6572)が連続ストップ高となりました。




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