落ち分の埋め具合で強さ量る【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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小幅ながら反発

 26日の東京市場は小幅ながら反発して引けました。日経平均は28円高です。トランプ米大統領発言による米中摩擦への懸念後退に伴い、前日の米株が3指数揃って反発した流れを引き継ぎ、買い優勢の展開でした。もっとも、積極的に上値を追う動きは限られ、朝高のあとは利益確定売りに上げ幅を縮め、上海株が軟化したことを受け、後場は下げに転じる場面もありました。

TOPIX5カ月ぶり高値

 ただ、ドル円が107円台後半と円安水準で推移していることや、日米貿易交渉最終合意を確認する共同声明が署名されたこともポジティブ視され、9月期末配当権利取りの買いが下値を支え、TOPIXは約5カ月ぶりに年初来高値を更新しています。日経平均2万2000円水準は戻り売りが出やすく、このところの上昇ピッチの速さを考慮すれば底堅いと言えるでしょう。ジャスダック平均が14日続伸するなど、中小型株の個別物色も活発でした。

配当再投資期待で下値は堅い

 あすは9月期末権利落ち日で、配当再投資への期待でバリュー株を中心に下値は堅いと見ていますが、落ち分の埋め具合で相場の強さが推し量れると考えています。日経平均への権利落ちの影響は160~170円程度とみられています。

配当と合わせ確実に利益確定

 推奨銘柄では9月末高配当の明和産業(8103)とハリマ化成(4410)につなぎ売りを入れました。あす以降に売り、買いとも反対売買して、配当と合わせて確実に利益を確定するつもりです。一方、中小型の値幅狙いでは寿スピ(2222)やクリレスHD(3387)の損益を確定し、動きのいいエスプール(2471)やスター・マイカ(2975)、インソース(6200)に追撃買い、ピックルス(2925)打診買いを入れました。




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