大幅続落も下げ渋る
4日の東京市場は大幅に続落しました。日経平均は244円安です。トランプ米大統領が米中交渉長期化を示唆する発言をしたことを嫌気して前日の米国株が急落、108円50銭台まで進んだ円高も重しになり、リスク回避の売りが広がりました。ただ、朝方は330円超まで下落し、2万3000円に迫りましたが、そこからは押し目買いに下げ渋り、後場は日銀ETF買いへの期待から下げ幅を縮めています。
指数大幅安も値上がりが過半
また、指数の大幅安は月次悪化のファーストリテーリング下落の影響が大きく、東証1部の騰落銘柄数は値上がりが1170と過半を占め、ジャスダック平均は朝安の後上げに転じ、マザーズ指数や2部指数も下げ幅を縮めました。全般薄商いながらも底堅さが意識されるなか、中小型株物色は続いており、個人の資金は回転が効いているでしょう。
コプロHD、アンビスを買い直す
推奨銘柄では247(7074)、パスコ(9232)、手間いらず(2477)の利益を確定する一方、テンポイノ(3484)やAICROSS(4476)、ギグワクス(2375)、シグマ光(7713)に追撃買い、コプロHD(7059)、アンビス(7071)を買い直し、ニホンフラ(7820)に打診買いを入れました。引き続き強い中小型株で値幅を狙う方針で、噴き値では確実に利益を確定したい考えです。
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