重要イベントの多い週【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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日経平均2万3500円壁に

 先週末発表された米11月の雇用統計はサプライズとなりました。非農業者部門の雇用増は市場予想の18万人に対し、結果は266000人となり、失業率が3.5%と半世紀ぶりの低水準となりました。この発表を受けたNY株式市場は大幅高となり、史上最高値に接近。東京株式市場はNY高を好感して高く始まりましたが、寄り付きが高値となり、その後は値を削る展開となりました。日経平均株価は5日移動平均線や20日移動平均線を回復しましたが、日足は陰線形成。一目均衡表でも転換線を回復しましたが、2万3500円近辺が壁となりつつあります。

ヘッドラインニュースに翻弄

 今週は重要イベントの多い週であり、東京市場の参加者は慎重姿勢のようです。今週のスケジュールを確認すると、週半ばに米FOMCが予定されていますが、11月の雇用統計によって今回は現状維持でしょう。週後半には英国議会選挙があり、週末はメジャーSQと日銀短観。また、15日の日曜日が米国の対中関税第4弾追加分の発動期限となりますが、やはりこの発動期限前に米中間でどのような駆け引きややり取りに関するニュースが流れて、マーケットに大きな影響を与えること必至であり、ヘッドラインニュースなどに翻弄させられることになるのでしょう。

今週のトレンドが今後のトレンド

 先週もお伝えしましたように、ここで生まれるトレンドが今後のトレンドとして意識されることになりそうであり、大きなポジションを持つところではなく、短期で回転させ、崩れる場合には即座にロスカットするという姿勢が必要と思います。

日々勇太朗




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