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買い手控えに続落
11日午前の東京市場は続落、日経平均57円安です。朝方は売り買い交錯でやや強含んで始まりましたが、週後半に海外重要イベントが相次ぎ、週末にSQ、15日には対中制裁関税第4弾の発動期限を控えていることから買い手控えムードが強まりました。下値では買いが入り下げ渋っていますが、戻りは限られています。ジャスダック平均は14連騰ながら朝高の後上げ幅を縮め、マザーズ指数は下げに転じており、中小型株も利益確定売りが優勢になりました。
中小型株の循環物色は続く
ただ、IPOは上場2日目のALiNKが公開価格の約2.4倍で初値を付け、この日上場のマクアケも資金調達規模が大きいにもかかわらず、初値は公開価格を7割以上上回る好スタートを切っています。換金資金は中小型株へ還流する可能性が高く、年末に向け中小型株の循環物色が続くと見ています。前場は推奨銘柄のほとんどが弱含みましたが、買い直したギグワーク(2375)が大幅高で実質最高値を更新しており、引き続き強いトレンドの中小型株をマークしていく考えです。
by 株価チャート「ストチャ」
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