新春相場入り【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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5日移動平均線を回復

 昨日の東京株式市場は反発し、5日移動平均線を回復しました。閑散な取引の中、狭いレンジを往ったり来たりしていますが、ローソク足で8日間連続陰線を連ねた日経平均株価は9日振りに陽線を立てました。一昨日まで年内換金売りや節税対策の売りが上値を押さえてきたことが伺えますが、それも昨日の寄り付き直後でほぼ終了したとの感触が広がったものと思われます。

押し目買い好機

 本日より来年1月受け渡しとなり、新春相場のスタートです。まだ、海外投資家は少なく、本日も閑散な相場展開が予測されますが、需給要因から、鬼の居ぬ間の押し目買い好機と思われます。マザーズ市場も同様で、12月10日からIPOが活発化しましたが、マザーズ指数はその手前の11月29日に高値をつけ、そのピークに近づいた12月19日まで換金売りに押されたものと思われます。

直近IPOの押し目拾う

 IPOも昨日で年内のスケジュールが終了し、2月半ばまで予定がありません。ホットマネーが売られたマザーズ市場に戻りつつあり、昨日のマザーズ指数は900ポイントを回復。下げ幅の約7割を取り戻してきたことで、新春相場への期待が高まってきました。直近IPO銘柄の押し目などを丹念に拾っておきたいものです。

日々勇太朗

相場見通し

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