中国株安で後場売り圧力
23午の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は153円安です。新型コロナウイルスの感染拡大が警戒されるなか、109円50銭台まで進んだ円高が重しになり、売りが優勢でした。250円超に下げ幅を広げた後は前引けにかけ下げ渋っていましが、上海、香港の中国株の大幅安を見て、後場は再び売り圧力が強まっています。
日経平均は75日線意識
東証1部の売買代金は概算で1兆9516億円にとどまり、先物への仕掛け売りに振らされました。値下がり銘柄数は前引けの1307から大引けでは1660に増え、全体の8割近くを占めています。日経平均は25日線を割り込み、薄商いのなか外部環境の影響を受け波乱となれば、75日線レベルが意識されてくるでしょう。
アドバンテが新値
あすは引け後に決算を発表した日本電産が焦点です。3Qは24%営業減益で通期予想を下方修正しましたが、直近3カ月は増益に転じ、併せて自社株買いを発表しました。業績底入れ感からアク抜けとなるか、まずはを反応を見守りたいと思います。推奨銘柄ではアドバンテ(6857)が新値を取り、スマレジ(4431)や大真空(6962)、エムアップ(3661)、サイババズ(7069)などおおむね堅調です。
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