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改めてリスク回避の売り強まる
30日午午前の東京市場は大幅反落、日経平均は365円安です。新型肺炎感染拡大への警戒感がくすぶるなか、本格化する決算発表を見極めたいとして様子見気分が強く、改めてリスク回避の売り圧力が強まりました。前日の米国株は続伸ながら終盤に失速するあと味の悪い引けで、春節休暇明けの台湾式が下落してはじまり、香港株も続落したことから、前引けにかけ下げ幅を広げるさえない展開です。
個別にも値崩す銘柄目立つ
3Q決算への反応は今3月期通期下方修正のスクリーンがストップ安に売られたほか、好決算でも出尽くし感から急落する銘柄も多く、個別にも値を崩す銘柄が目立ちました。推奨銘柄も同様に軟調に推移しています。高値圏にある銘柄は好業績でも決算発表をきっかけに一気に利益確定に傾く傾向が強まっており、全般、個別の動向を含め今しばらく様子を見極めたいと思います。
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