ここより10日間が大事な局面【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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悪材料出尽くしで買い戻し

 週明け6日の東京株式市場は大幅続伸となりました。安倍首相が緊急事態宣言を近日中にも発表されると伝わったことで、目先的な悪材料出尽くしとして買い戻しにより急上昇しました。日経平均は1万8576円まで上昇し、5日移動平均線(1万8240円)を終値で回復しました。

25日線突破がポイント

 この上には右肩下がりの25日移動平均線(1万8830円)に位置しており、明日以降、再度上値を押さえられるのか、突破できるのかどうかというのが観察ポイントです。25日移動平均線の右肩下がり傾向が続く限り、相場は下落相場の中での一時的なリバウンドという解釈。底打ち反転から右肩上がりに変化するには25日移動平均線を突破して初めて語れるポイントとなります。

一気に大幅リバウンドするなら

 一目均衡表では上昇転換した転換線(1万8605円)にタッチ。急激に下落している基準線(1万9038円)とのゴールデンクロスとなるのかどうか。ここより10日間程度は先行スパンA、Bともに急激に下げてくる局面ですが、雲の上下間は薄く、一気に大幅リバウンドするならこの10日間です。

決算発表前の勝負所

 この期間を過ぎると雲下限が概ね1万9000円~2万500円で下落が止まり、上値抵抗帯としての機能を発揮するものと思われます。となれば、決算発表前にミニラリーが起こるとすれば、ここより10日間が勝負所という訳です。いずれにしてもまずは25日移動平均線を回復することが大事です。

日々勇太朗




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