身を切る改革【星野三太郎の株街往来】

記者の視点|企業速報 証券市場新聞
目次

電車の車内にも余裕

 緊急事態宣言がようやく発動された。政府は不要不急の外出自粛を要請し、テレワークを推奨していることもあり、朝の通勤ラッシュでは時間帯によって座れる場合もある位に電車の車内にも余裕ができている。

廃業を選択する経営者

 大阪市内のビジネス街も閑散としており、お昼時には普段並ばないと入れない人気店も空席が目立つ状況になっている。緊急事態宣言は5月6日までされているが、このような状況が続けば廃業を選択する経営者もでてきそうだ。

対象世帯が限られる給付制度

 東京都では休業要請に応じた中小事業所向けの「感染拡大防止協力金」の額を単独店舗事業者で50万円、複数店舗で100万円とする見通しが報じられいるが、家賃などの経費を考慮すれば、焼け石に水だろう。店舗の経営が厳しくなればそこで働くアルバイトも解雇されるが、迅速性がなく、対象世帯が限られる給付制度でどれだけの方が救われるのかは疑問だ。

議員報酬を大幅カットしてそれを財源に回せ

 一方、某議員のツィートによれば国会議員には今夏も数百万のボーナスが支給されるとのことなので、詳細は不明ながら、これが事実なら羨ましい限りだ。議員報酬を大幅カットしてそれを財源に回すという議員がいないのが悲しい。身を切る改革が求められる。

限定銘柄情報が満載!「証券市場新聞 公式メールマガジン」

購読会員限定コンテンツ
 

Pocket

記者の視点|企業速報 証券市場新聞

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次