セガサミーホールディングス（６４６０）が４日続落。前週末取引終了後、今１６年３月期の業績予想を大幅に下方修正したことが嫌気されている。
連結業績について、売上高を前回の４２００億円から３５５０億円（前期比３・２％減）、営業利益を２５０億円から１００億円（同４２．８％減）へ減額。今期のパチスロ遊技機販売台数を前回計画の２６万５０００台から１５万４００００台に引き下げたほか、デジタルゲームの投入スケジュールを延期したことで、エンタテインメントコンテンツ事業も計画を下回るとしている。
収益再建策の遅れが失望売りを誘っており、株価は２５日移動平均を大きく割り込み、この日の安値圏で軟調に推移している。
