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急反落し再び2万円割れ
1日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は574円安と前日の上昇を上回る下げで、再び2万円を割り込んでいます。経済指標の悪化を受けて前日の米株市場で主要3指数が揃って反落した流れを引き継ぎ、売りが優勢でした。前日の上昇の反動である程度の調整はあると見ていましたが、大引け間際に620円近くに下げ幅を広げるなど、予想以上の下げです。
一部材料株除き全般さえず
5連休を控えて手じまい売りが出るなか、時間外の米株価指数先物安やが重しになり、新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、米政府が中国に対する報復措置を検討していると伝わったことも警戒感を誘いました。東証1部の売買代金は概算で2兆2980億円に減少しており、GWの谷間で市場参加者が限られるなか、インデックス売りに値を崩したかたちですが、アンジェスやアイロムGなど一部の材料株を除いて、全般さえない展開でした。
キャッシュポジション高める
推奨銘柄もほとんどが弱含みで推移しており、前場は日本製鉄(5401)とWスコープ(6619)を買い戻し、売りポジションをたたみました。買い銘柄については大半を利益確定していましたが、後場はデンカ(4061)、スマレジ(4431)の損益を確定、富士フイルム(4901)や松屋R&D(7317)の損失を確定してキャッシュポジションを高めています。GW明けは決算への反応を見極めながら新型コロナに関連する材料株を仕切り直すことになると考えています。
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