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短期筋の買い戻し続く
先週の東京株式市場は5日連騰し3週続伸となりました。5月5週目の投資部門別売買状況を確認すると、海外勢は現物株を216億円売り越す一方で先物を4275億円買い越しています。5月4週目も先物を3120億円買い越しており、長期資金の流入は見られませんが、先物を中心とした短期筋の買い戻し需要が先週も続いたものと思われます。
需給均衡後の相場見てから
騰落レシオや移動平均線乖離率など過熱指標が増加してきておりますが、足元は踏み上げ相場に突入しており、安易の空売りは避けたいところ。今週末のメジャーSQまでは売り方の買い戻しが想定されることから下がりづらい時間帯と思われます。問題はSQ通過後です。今期の配当が不透明なため期先へのロールオーバーが限られると思われ、需給均衡後の相場を見てから新たなポジションを作る作業が必要と思われます。
日々勇太朗
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