朝安のあと下げ幅縮める
27日の東京市場は小幅続落でした。日経平均は35円安です。米中関係悪化懸念で前週末の米国株が下落、105円後半まで進んだ円高も重しになり、朝方は300円を超える下げになりました。ただ、売り一巡後は日銀ETF買いへの思惑や時間外の米株指数先物高から下値に買いが入り、下げ幅を縮めています。
25日線にサポートされ底堅い
日経平均は25日線にサポートされるかたちで、日足は陽線を立てており、底堅い動きです。米インテル株が急落した影響で、半導体などハイテク株には利益確定の流れが続きましたが、材料の出た銘柄や好決算を発表した銘柄が個別に物色されました。ただ、今週は中盤以降3月期企業の1Q決算発表が本格化します。主要企業の決算内容と株価の反応を見極めながら慎重に対応したい考えです。
推奨銘柄は上昇基調維持
推奨銘柄ではマクアケ(4479)や富士通(6702)は利食い売りに押されたものの、5日線上にとどまるなど上昇基調を維持しており、きょうはプロレド(7034)や電算シス(3630)に追撃買い、リグア(7090)を買い直したほか、A&T(6722)に打診買いを入れました。あす以降は決算発表日程をにらみながら強いトレンドの中小型好業績株を狙っていきたいと思います。
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