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バリュー株買われ底堅く推移
12日の東京市場は続伸しました。日経平均は93円高です。米国株は主要指数がそろって下落しましたが、鉄鋼や金融などバリュー株が買われ底堅く推移しました。小高く寄り付いたあと一時下げに転じる場面があり、前場は前日終値を挟み方向感なく揉み合っていましたが、為替が106円80銭台の円安に振れていることや米株価指数先物高がフォローになり、プラス圏を維持して引けています。
米テスラ株とナスダックに注目
一方、マザーズ指数は続落、ジャスダック平均も反落するなど、米ハイテク株安を受け、中小型株には利益確定の流れが続きました。日経平均よりもTOPIXの上昇率が大きく、ソフトバンクGや東エレクの弱い動きからバリュー株シフトが意識されており、さらにこの流れが強まるか、今晩の米テスラ株とナスダックの動向が注目されるでしょう。
リグアを利益確定
推奨銘柄も利益確定売りに押される銘柄が多く、念のために前日ストップ高のリグア(7090)の利益を確定して、前場は状況を見守っていました。ただ、グロース株のなかでも好決算を発表した銘柄のほか、出遅れ株の下値を拾う動きがみられ、コマースワン(4496)やグッドパッチ(7351)、Bエンジニア(7352)など当面の下値を確認し、出直ってきた直近IPOに買いを入れています。
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