注目の大統領候補討論会【転ばぬ先のテクニカル】

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足元の相場は「強い」

昨日の東京株式市場は続伸となりました。一時は前日比111円高の2万3622円高値まであり9月14日のザラ場高値を更新しました。終値ベースでは2万3559円を抜かねばなりませんが、約140円の配当落ち分を埋めての上昇で、足元の相場は「強い」ということを確認しました。気になるのは値下がり銘柄の数が値上がり銘柄を上回ったことで、TOPIXはプラ転には至りませんでした。ただ、日経平均もTOPIXも並び赤の買い線を形成。終値ベースで高値抜けとなれば新たな上昇トレンド入りということでしょう。

2万5000円までの上昇を期待

3月19日安値(1万6358円)からは三段上げとなっています。エリオット波動では上昇5波と考えられます。通常、5波の長さは1波と同じか、或いは1波から3波までの長さに対して0.618倍と言われます。上昇第一波のトップは3月25日高値(1円9564円)までの3206円幅でした。4波のボトムは6月15日の2万1529円とすると2万4735円がターゲット。また、1波から3波(2万3185円)の0.618倍なら4219円幅なので2万5748円がターゲット。いずれにしても2万5000円近辺までの上昇が机上計算では期待できます。

今晩から大統領候補討論会

さて、今晩の米国で11月の大統領選に向けた1回目の大統領候補討論会が予定されています。討論は90分間で、厳しい追及が持ち味と言われる保守系FOXニュースのクリス・ウォレス氏の司会で行われます。討論会は毎回、司会者が変わります。また形式も、1対1の演説型やタウンホール型など異なります。そのためすべてを見ないと4年間を託す候補者を見極められないということのようです。

正に五分五分

今回は両候補の経歴、連邦最高裁、新型コロナウイルス、経済、人種と暴力、選挙の公正性などの六つのテーマを討論します。討論会は10月15、22日にあと2回開催が予定されており、10月7日には副大統領候補による討論もあります。今のところ世論調査ではバイデン氏が若干優勢のようですが、隠れトランプ支持者が多いということで正に五分五分。トランプ氏が頻繁に言及するバイデン氏の「認知能力」と、直近で浮上したトランプ大統領の納税問題が興味深いところです。

討論会の行方でNY株のトレンド明確に

この討論会の行方でNY株式市場のトレンドが明確になりそうです。NYダウは28日まで3連騰と日足ローソク足は赤三兵が出現。5日線が上向きに転じましたが、依然として25日線割れとなっており、25日線自体は下向きです。ナスダックもNYダウと同様の展開となっており、5週線と13週線のデッドクロスが近づいています。ここより続伸してデッドクロスを避けることが出来るのかどうかに注目です。

日々勇太朗




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