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ワクチン実用化期待で2万5000円回復
10日午前の東京市場は6日続伸、日経平均は268円高で2万5000円台に乗せています。米ファイザーと独ビオンテックによる新型コロナウイルスワクチン実用化期待から前日のNYダウや欧州株が急騰した流れを引き継ぎ、コロナ禍で売り込まれていた銘柄が買いを集め、商いが盛り上がりました。ただ、朝方に440円超に上昇したあとは急ピッチの上昇に対する警戒感から利益確定売りに伸び悩んでいます。
中小型成長株は値崩す
一方、ウィズコロナに位置づけられる中小型成長株は利益確定売りや手じまい売りに値を崩す銘柄が目立っており、マザーズ指数は5%近い急落になりました。推奨銘柄ではエムスリー<2413>が急反落したほか、新株発行を発表したJMDC<4483>がストップ安まで売られるなどいずれも軟調です。前場はスピード調整一巡から出直ってきたサイバーダイン<7779>に追撃買いを入れましたが、景気敏感株買い、グロース株売りの流れがどこまで続くをかを見極めたいと思います。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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