東亜石油<5008>がストップ高カイ気配。１５日取引終了後、親会社の出光興産<5019>が同社株に対してＴＯＢを実施すると発表したことを受け、ＴＯＢ価格２４５０円にサヤ寄せするかたちで水準を切り上げた。出光は現在、東亜石株式の５０．１２％を所有しているが、完全子会社化によりグループの石油製品生産を最適化、需要減少や脱炭素社会に向けた動きに対応する。買付予定数は６２０万５４８４株（下限２０５万８８７５株、上限設定なし）で、買付期間は２０年１２月１６日から２１年２月２日まで。ＴＯＢ成立後は上場廃止になる予定で、東証は東亜石株式を１５日付で監理銘柄（確認中）に指定した。
提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
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