日本製紙が急落し上場来安値、23年3月期最終赤字250億円の赤字見込み無配に

 日本製紙<3863>が急落、上場来安値を更新した。5日取引終了後に発表した23年3期第1四半期の連結決算は最終損益81億9700万円の赤字(前年同期18億7100万円の黒字)で着地、未定としていた通期の連結業績を公表、最終損益250億円の赤字(前期は19億9000万円の黒字)を予想したことが嫌気された。原燃料価格や物流経費の高止まりが損益を圧迫、為替差益33億4400万円を営業外収益に計上し、繰延税金資産の一部49億5800万億円の取崩し、法人税等調整額に計上したことで赤字幅が広がる。損益悪化に伴い23年3月期は無配(前期40円)とした。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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