26名の助成研究者決定|ハリマ化成拠出の振興財団

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助成金上限を上限300万円に引き上げ

松籟科学技術振興財団は2022年度助成研究者を決定した。財団は播磨化成工業、現ハリマ化成グループ(4410)から基本財産拠出を受け1983年に設立されてから延べ766名、総額8億1010万円を助成、ノーベル化学賞受賞者の野依良治さんや鈴木章にも贈られている。
今年度は植物有用成分およびバイオマス資源の高度利用、エレクトロニクス複合材料および次世代実装、持続可能な社会を実現する有機系新素材およびその機能化の3つの研究課題に対してそれぞれ37件、6件、25件の応募があり、筑波大学木下奈都子助教=写真右の「植物の腺性毛状突起で高付加価値テルペノイドを生合成する」など26の研究テーマを採択。財団創立40周年を記念して助成金上限を100万円から300万円に引き上げており、助成累計は792名、総額8億7090万円になった。
長谷川吉弘理事長(ハリマ化成社長)=写真下=は「低下が懸念される日本の科学技術力を支える一助になりたい」と語っている。

 

長谷川吉弘理事長(ハリマ化成社長)

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