住江織物<3501>が続落。同社は13日の取引終了後、23年5月期予想を連結売上高で従来予想の890億円から940億円(前期比15.0%増)へ、営業利益で17億円から11億円(同10倍)へ、純利益で5億円から2億円(同28.9%減)へ修正、期末配当を35円から20円(前年同期35円)へ引き下げた。
為替が寄与することなどから売上高では上方修正となるものの、利益面では原材料・エネルギー価格、物流費の上昇について得意先への転嫁を進めているが、少なからず影響を受け、自動車・車両内装事業において、日系自動車メーカーの生産計画台数減少の影響も受けている。これに加えて抗ウイルス商品の一部に関して抗ウイルス性能の有効性を確認するための対応費用の計上も圧迫する。
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