三菱UFJと三井住友が高値で金融軒並み高、植田総裁発言で思惑買い

三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>と三井住友フィナンシャルグループ<8316>が年初来高値を更新、池田泉州ホールディングス<8714>や八十二銀行<8359>などの地銀株を含めて銀行株が軒並み買い進まれた。9日付の読売新聞で、日本銀行の植田和男総裁は、賃金上昇を伴う持続的な物価上昇に確信が持てた段階になれば、大規模な金融緩和策の柱である「マイナス金利政策」の解除を含め「いろいろなオプション(選択肢)がある」と語ったことが材料視されれ利ザヤ改善期待から思惑買いを誘っている。

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