三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>など銀行株が後場値を崩した。この日の14時にブルームバーグが「植田総裁発言と市場解釈にギャップ、日銀認識ほぼ変わらず」と報じたことが嫌気されたようだ。「総裁発言は従来と比べ踏み込んだ内容ではないと日銀内では受け止められている。現時点では7月の金融政策会合会合における経済・物価情勢や先行きのリスクに関して認識を大きく変えるような材料は出ておらず、引き続き不確実性が高い中で上下双方向のリスクを意識して金融政策を運営していく姿勢にも変化はない」としており、先の読売新聞インタビューで高まったイールドカーブ廃止思惑が後退したことが売り材料になった。
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