TOA<6809>が反発。同社は2日の取引終了後、24年3月期の業績予想を連結売上高で従来予想の480億円から490億円(前期比8.6%増)へ、営業利益で25億円から28億円(同63.4%増)へ、純利益で15億5000万円から16億円(同9.4%減)へ上方修正した。
日本セグメントにおいては鉄道車両向け出荷遅延などを見込む一方で、半導体を中心とした工場や病院、交通市場向けが好調に推移。海外向けではアジア・パシフィックセグメント、欧州・中東・アフリカセグメントでの販売が想定を上回り、イスラム圏ではラマダン需要の取り込みにより宗教市場向けが拡大し、為替の円安による影響も表面化した。原材料価格の高騰は続くものの、販売費及び一般管理費の低減などが利益を押し上げている。
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