国土開発が急反落、突貫工事など追加費用発生で赤字転落

建設|証券市場新聞

 日本国土開発<1887>が急反落。前日取引終了後に発表した24年5月期第2四半期累計の連結決算は、営業損益78億7800万円の赤字で(前年同期10億2500万円の黒字)に転落、通期予想を65億円の黒字から56億円の赤字(前期44億8700万円の黒字)に下方修正したことが嫌気された。特定大型造成現場で工程遅延回避のための突貫工事を実施、その他追加費用も発生したことで、工事損失引当金繰入額などを含む約52億円の損失を追加計上することになった。収益悪化に伴い年間配当を26円から22円(前期26円)に引き下げた。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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