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全事業増収で機能コーティング利益倍増
荒川化学工業(4968)は25年3月期の連結業績について、売上高820億円(前期比13.5%増)、営業損益20億円の黒字(前期26億1700万円の赤字)、最終損益18億円(同49億4100万円の赤字)と2ケタ増収で黒字浮上を見込んだ。
千葉アルコンの減価償却負担は重いが生産量は順調に拡大。拠点やプラントの統廃合を含む既存事業の新陳代謝加速と「付加価値製品を拡販することで収益力を強化する」(高木信之社長)考え。全事業増収で機能性コーティングが利益倍増、製紙・環境も2ケタ増益、ファイン・エレクトロニクスは黒字浮上を見込み、粘接着・バイオマスは大幅に赤字を縮小する。さらに、光硬化型樹脂や精密研磨剤などの新プラントが完成、半導体など先端材料用ファインケミカルプラント建設も進める。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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