アイロムグループ（２３７２）が続騰、約２カ月ぶりに年初来高値を更新した。３日取引終了後、全額出資子会社のＩＤファーマが、米国ミネソタ州の総合病院メイヨー・クリニックと、ｉＰＳ細胞由来の分化細胞などを研究用製品として供給・販売することを許諾する契約を結んだと発表したことが材料視された。
契約ではＩＤファーマの「ＣｙｔｏＴｕｎｅ‐ｉＰＳ」を用いて、メイヨー・クリニックがｉＰＳ細胞を作製、ｉＰＳ細胞を分化させ、得られたｉＰＳ細胞や分化細胞を販売、細胞作製受託サービスに用いることについて、全世界を対象とする非独占的な権利を許諾する。ＩＤファーマはメイヨー・クリニックから契約一時金と細胞など販売額・受託サービス収入に対するロイヤルティーを受け取るとしている。
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