テルモが急伸し1カ月半ぶり高値、利益予想引き上げと自社株取得枠設定が買い手がかり

企業|企業速報 証券市場新聞

テルモ(4543)が急伸、前日比390円高の4175円まで上値を伸ばし、約1カ月半ぶりに昨年来高値を更新した。4日の取引終了後、今2016年3月期の連結業績を修正、利益予想を引き上げるとともに、自社株取得枠を設定すると発表したことが買い手がかりになった。
売上高は従来予想の5250億円(同7.3%増)を据え置いたが、営業利益を760億円から800億円(前期比18.6%増)、純利益485億円から500億円(同30.0%増)へ増額。自社開発の薬剤溶出型冠動脈ステントが売り上げを伸ばすなど高収益製品が伸び、コスト対策効果も表面化する。
自社株取得枠は発行済株式総数の3.86%にあたる1450万株、取得総額500億円が上限で、きょう5日から3月31日間で買付を行う。

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