アイロムグループ<2372>が続騰、約1カ月半ぶりに年初来高値を更新した。24日取引終了後、全額出資子会社のIDファーマがグローバルメガファーマとiPS細胞作製技術に関するライセンス契約を結ぶと発表したことが材料視された。IDファーマはセンダイウイルスベクターを用いてiPS細胞を作製、そのiPS細胞由来の分化細胞を創薬スクリーニングなどに使用することを許諾する。これによりIDファーマは契約先から一定額の年間使用料を受け取る。IDファーマのiPS細胞作製技術は細胞の染色体を傷つけることなく、効率よくiPS 細胞うを作製できるため、様々な疾患患者由来の血液や組織からiPS細胞や分化細胞を作製できるという。
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