キヤノン<7751>が4日続伸。21日付の日本経済新聞が「2017年12月期は本業のもうけを示す連結営業利益(米国会計基準)が前期比4割増の3300億円前後になりそうだ」と報じたことが買い手がかりになった。東南アジアなど新興国でプリンターの販売が好調で、米国を中心にデジタルカメラが持ち直した。活発なM&A(合併・買収)戦略も収益に貢献するとされる。自動化など生産性向上の効果もあり、2700億円としている計画を上回りそうだと伝えており、第2四半期決算発表を睨んで、上方修正を期待した買いが入った。
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