オンワードホールディングス<8016>が急反発、約9カ月ぶりに年初来高値を更新した。6日取引終了後、発行済み株式数の2.06%にあたる300万株、金額にして27億円を上限とした自社株取得枠を設定すると発表したことを受け、需給改善や株式価値向上に伴う株価浮揚効果を期待した買いが向かった。買い付け期間は10月12日から18年2月28日まで。同時に発表した18年2月期上期(3~8月)の連結決算は計画を上回り、営業利益14億2900万円(前年同期比2.7倍)と急拡大したことも好感された。主力ブランドが堅調で、Eコマースの成長も加速、国内主要子会社も増収増益となった。
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