東レ<3402>が続伸。１７日付の日本経済新聞がが「欧州に自動車用材料に特化した開発拠点を新設する」と報じたことが材料視された。欧州は電気自動車（ＥＶ）シフトが鮮明で、電装化に適した材料や鉄鋼に代わる軽量・高強度の素材の需要が高まっている。東レは新素材の採用で先行する欧州で自動車メーカーに密着、繊維複合材から樹脂、フィルムなど素材売りだけでなく、新材料を使った部品設計や加工提案を通した採用を狙うとしており、欧州自動車材料事業の拡大と今後の収益貢献を期待した買いが先行した。
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