パイプドHD(3919)が急反落、一時4ケタ割れまで売り込まれた。22日取引終了後、アパレル特化型ECプラットフォームへの不正アクセスで、顧客の個人情報が不正に閲覧され、流出した痕跡が判明したと発表したことを嫌気した売りが膨らんだ。
グループのウェアハートが運営する「NET ViVi CoordinateCollection」への注文履歴情報1万5581件のうち、1万946名の個人情報を含む注文履歴情報がダウンロードされた形跡があったとしている。ただ、会員ID、パスワードは注文情報に含まれず、クレジットカード情報の流出はなく、現時点で悪用などの報告はないとしている。
証券市場新聞