イオンFSは急落し2カ月ぶり安値、公募増資と株予約権付社債発行で希薄化と需給圧迫を警戒

企業|企業速報 証券市場新聞

イオンフィナンシャルサービス(8570)が急落、約2カ月ぶりに年初来安値を更新した。
30日取引終了後、784万株の公募とイオン(8267)を割当先とする795万4000株の第三者割当による新株式発行、上限117万6000株のオーバーアロットメントによる売り出し、併せて300億円の公募による転換社債型新株予約権付社債の発行を行うと発表した。
新株発行による希薄化率は最大約8.1%におよび、株式価値低下と需給悪化を懸念した売りがかさんだ。
発行価格は9月7日から12日までのいずれかの日に決定。手取り概算額は計643億8600万円で、はコマーシャルペーパー償還資金とイオンプロダクトフィナンスへの融資資金に充てる。

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