25日線で底割れを防いだ
先週の日経平均は前週末比約300円高となり3週ぶりに週足陽線となった。
調整色が強く9月1日には4万2000円を割り込む場面もあったが5月以降引け値で割り込んでいない25日移動平均線(4万2321円処)近辺では買いが入り何とか底割れを防いだ形である。
日経平均では25日移動平均線を割り込む場面もあったがTOPIXではきっちり25日移動平均線(3056ポイント)で止まっており上昇傾向は継続しているといえよう。
海外勢売りを事法と個人が買い向かう
東証が発表した8月第4週の投資主体別売買動向では海外投資家は現物、先物で4週ぶりに売り越し売り越し額も6407億円と大きかった。
買い向かったのは個人投資家や事業法人であった。下げ過程で積極的に個人投資家が買いを入れて先週も底割れを回避したが予断はゆるさない。
雇用統計の修正が大きすぎる
週末に発表された8月米雇用統計では非農業部門雇用者数が2.2万人増と予想の7.5万人増より大幅に減少した。
更に6月の雇用者数は7.3万人増と発表されていたが1.3万人減と大幅に修正された。
市場は9月のFOMCで利下げは確定したとの評価でドルが売られ円高に反応、株も売られる展開で週末は引けている。
米国市場は金利引き下げが年内3回行われるとの見通しが出ているが問題はそこではなく過去の雇用統計の修正が大きすぎるということだ。
政府機関のコストカットが影響か?
8月の雇用統計発表時も5月、6月の雇用者数が大幅に下方修正されたばかりである。
トランプ政権に変わり相次ぐ政府機関のコストカットが行われ重要なデーターが正確に集計できてない状況になっているのではと危惧する。
市場に大きく影響する経済指標の信憑性を今一度吟味する必要があるのではないかと思われる。
仕掛け的な動きに注意
今週は来週に中銀ウィークを控え動きずらい展開を想定する。
また、9月のメジャーSQ週のため仕掛けやすい環境でもあり仕掛け的な動きは十分予想される。
下値メドは窓埋め(4万2608円)、転換線(4万2508円処)、25日移動平均線(4万2321円処)が挙げられよう。
上値は先週高値の4万3200円処、節目の4万3500円となろう。
今週のレンジは4万2300円~4万3500円を想定する。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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