TOPIXは過去最高値
先週の日経平均は前週末比約309円高となり5週連続で上昇した。
日経平均は最高値を更新しなかったがTOPIXは権利付き最終日である金曜日に過去最高値を更新するなど買い需要は旺盛であった。
米国の金融緩和により投資資金が継続して日本にも入ってきており好需給は今後も期待出来そうである。
中間配当の再投資も
今週は権利取り狙いの買い需要は無くなる為上値の重い展開が予想されるが中間配当(約300円)の再投資も期待できるので堅調な動きとなろう。
だが、4月の安値(3万0792円)から約半年で1万5000円以上上昇してきているので相場の過熱感も出始めている。
200日移動平均線(3万9091円処)からの乖離率が約16%となっている。
過度な過熱感はまだ出ていない
これは2024年7月の時とほぼ同じ水準である。当時は乖離率16%を付けた3週間後に日経平均は過去最大の下げ幅4451円安を記録した。
また、新型コロナウイルス禍では大規模な金融緩和が行われ株価が上昇、乖離率は26%まで拡大しその後2年間BOX相場となった。
新高値を更新している中では当然過熱感を示す指標も出てくるが今回の上昇は株式需給を見ると過度な過熱感はまだ出ていないようだ。
裁定買い残は危険水準ではない
信用取引の買い残は現在4兆7109億円、今年最高水準(4兆9808億円)よりも少ない。 現在の株価水準を考えると5兆円台でもおかしくないのに意外と少ない。
反面、売り残高は1兆1229億円と6年ぶりの高水準である。株価上昇で評価損率はマイナス約24%となっており損切りの買い戻しが入りやすい状況でもある。
裁定取引の買い残は約10億株とやや過熱感はあるが株式分割でかさ増しされている可能性が高いため危険水準とまでいっていない。
今週のレンジは?
企業の旺盛な自社株買いによって下値を支えられ上昇してきた相場だけに10月相場は上昇スピードを一旦緩めるかもしれないが上昇トレンドは持続しよう。
今週のレンジは4万4400円~4万5600円を想定する。
(ハチロク)
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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