株高不況【225先物「ハチロク」の裏話】

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解散総選挙は買い

先週の日経平均は前週末比約1996円高と2週連続で大幅高となり週足陽線となった。
高市首相による解散総選挙は市場は想定していなかったため売り方が慌てて買戻しを入れたようだ。
解散総選挙の株価のアノマリーは過去17回のうち16回で株価は上昇しており「解散総選挙は買い」で動いたようだ。

円安が止まらない

株価が上昇することは良いことであるが同時に急激に円安も進んでおりこちらは懸念材料である。日銀は政策金利を上げ米国は金利を引き下げる政策をとっているが円安が止まらない。
これは実質金利(名目金利-期待インフレ率)が11か月連続でマイナスになっているからで当然の動きでもある。
海外の投資家は名目金利よりも実質金利を重視する。

円安が更なる物価上昇を招く悪循環

日銀が政策金利を上げても物価上昇によるインフレ率の上昇が早くて実質金利が上昇してこない。円安が更なる物価上昇を招く悪循環である。実質金利がマイナスであるということはお金の価値が目減りしているということだ。
最近ではNISAでも海外投資信託を購入する個人投資家が多く昨年は約8兆円が海外投資に回ったとされる。
市場では政府の為替介入を警戒し始めているが例え介入があったとしても円高は一時であってこの円安傾向は変わりそうにない。

「株を持つものと持たざる者」の格差

実質賃金も11か月連続で前年比でマイナスで推移しており「株を持つものと持たざる者」の格差は広がるばかりである。急激な円安による「株高不況」の側面が出始めていることには注意が必要である。

高値抜けに期待

チャートでは急騰後の一服感が漂っているが下げても後場から戻すなど下がったところの押し目買い意欲は健在である。
TOPIXでは先週は全て日足陽線となっており売り物を吸収しているようだ。
今週も需給相場の継続から高値抜けも期待出来よう。半面、5日移動平均線(5万3575円処)を割ってくるともみ合い相場になろう。
今週のレンジは5万3200円~5万4500円を想定する。

(ハチロク)

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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