225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

求められる「公平性」

 
19日より大証で新J-GATEのシステムが稼働した。
日経平均先物の開始時間が8時45分、イブニングの終了時間が午前5時と従来より取引時間が延長されたが目玉はマザーズ指数の先物であろう。
しかし、蓋を開けてみると19日の出来高が2847枚、20日が1701枚、21日が1054枚と超閑散。売り買いの板状況も乖離しており参加しにくい。
マザーズ市場の小型株のヘッジ目的で使うにしても流動性に乏しく使い勝手が悪い。もっと流動性を高くする努力をしていただきたいものである。
また、約定の処理スピードが従来に比べ100倍になった事で新たなアルゴ取引業者が参入してきている。
先物は8時45分スタートだがオプションは9時スタートのため、アルゴリズムで発注する業者は9時以降でないと先物との連動取引に歪がでる。
そのため9時までの225オプションの板はスカスカの状態になり先物が寄った9時以降に板に厚みが増してくる状態となっている。
また、注文処理能力が向上したため他人の注文に反応して先回りして発注するシステムも登場しおりオプションディーラーとしては非常にやりにくくなった。
システムが新しくなるにつれて一部の大口業者に有利になっていってる気がして仕方がない。取引所はもっと「公平」を大事に考えてほしい。

(ハチロク)

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