１０日の東京市場（前引け）６日ぶり反落、日経平均は３９７円７４銭安

１０日前引けの東京市場は６日ぶり反落、日経平均は前日比３９７円７４銭安の２万７８４８円７９銭で引けた。
　９日のニューヨーク市場は欧州中央銀行（ECB）が7月に量的緩和を終了すると決め、同月中に０．２５％の利上げに踏み切る方針を示したことや10日に5月の米消費者物価指数（CPI）の発表を控えインフレ加速への懸念が高まったことで３指数揃って大幅な下落となったことを嫌気。

　個別ではＩＲＪａｐａｎＨＤ、ビューティーガレージ、ラクーンＨＤ、ＴＯＷＡ、ＪＭＤＣが値下がり率上位に売られ、レーザーテックも安い。半面、ラウンドワン、太平洋セメント、藤田観光、住友大阪、北の達人は値上がり率上位に買われ、任天堂も高い。

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